通夜
葬儀、告別式
といった式を行わず、火葬のみを葬儀として供養するケースが増えています。
それが『火葬式』と呼ばれる葬儀です。
しかし、葬儀社によっては、葬儀費用アピールのため、
火葬式 = 家族葬
と、うたっている場合も多く、実際の内容を知らない人も多いものです。
年々増加しており、選択肢に『火葬式』を考える方が増えていますが、実際にどのような流れで葬儀が行われるのでしょうか?
そこでこの記事では、年々増加傾向にあり、選択肢に『火葬式』を考えている人のために、『火葬式』の流れや葬儀費用など、『火葬式』の内容について紹介していきます。
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火葬式とは|葬儀費用や流れ、通夜・葬儀を行わず火葬のみを行う葬儀形式の内容について徹底解説
『火葬式』は、火葬のみを行う、非常にシンプルな葬儀形式です。
そのため、『通夜』『葬儀・告別式』は行いません。
また、『火葬式』に参列する場合は一般的に、火葬場に直接集合し、火葬場で短い時間ですがお別れをして、火葬と収骨を行います。
自宅安置
霊安室などに安置
というように、故人を安置していた場所によって、故人と過ごせる時間は大きく異なりますが、特に霊安室などに安置した場合、見送れる時間は限られます。
火葬式の流れ
『火葬式』の流れは、
自宅安置
霊安室などに安置
によって多少異なる部分があります。
また、『火葬式』の当日に火葬場に直接集合する参列者は、
お別れ ⇨火葬 ⇨収骨
というのが、『火葬式』の一連の流れです。
『火葬式』の時間的なスケジュールとしては、
火葬予約時間の15~30分前に集合
火葬時間約1時間30分
収骨約20分
となり、約2時間30分ほどの参列で『火葬式』は終了します。
火葬式の流れ|自宅安置の場合
『火葬式』と一口にいっても、『自宅安置』の場合は、
故人とお別れの時間をゆっくり過ごせる
ため、火葬のみですぐに終わってしまったという印象は薄いでしょう。
『自宅安置』での基本的な流れは、以下の通りです。
【1】自宅でお別れの儀式
⇩*お花や副葬品を手向ける
【2】火葬場で最後のお別れ
⇩*希望があれば住職の読経
【3】火葬と収骨
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
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火葬式の流れ|霊安室安置の場合
次に、葬儀社が運営している『霊安室』などに安置した場合です。
『霊安室』安置の場合、当家の集合は直接火葬場になる事がほとんどです。
つまり、出棺の時に故人と一緒ではありません。
そのため『火葬式』に対して、少しあっけない印象を持つかもしれません。
『霊安室』安置の場合、基本的な流れは以下の通りです。
【1】火葬場に直接集合
⇩
【2】火葬場で最後のお別れ
⇩*住職の読経やお花入れなど
【3】火葬と収骨
火葬式に掛かる葬儀費用は?
『火葬式』に掛かる基本的な費用は、
搬送料金
安置に掛かる料金
棺
骨壺
火葬料金
以上の5つになります。
上記の内容に、『火葬式』として儀式の意味を強めるならば、住職の読経を頂くため、『お布施』が発生します。
また『火葬式』は、故人にしてあげる内容によって、大きく葬儀費用が変動します。
そのため、大まかな目安としては、
20~35万円 + お布施
が、『火葬式』の葬儀費用と考えるのが良いでしょう。
金額差が大きくなる理由としては、
施設の安置料金
エンゼルケア
ラストメイク
旅立ちの衣装着せ替え
納棺の儀式
お別れ花の生花代金
などがあげられ、遺族・親族の選択によって葬儀費用が変動します。
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火葬式で料理や返礼品を出す場合
『火葬式』は、火葬のみを行うシンプルな葬儀です。
ですが、一つの葬儀儀礼として行う事に違いはありません。
そのため、
葬儀参列者
自宅などの弔問客
に対して、『食事』や『返礼品(香典返し)』を用意する場合もあるでしょう。
一般的に『火葬式』は、遺族・親族など近親者のみで行い、
香典を受け取らない
ケースが多く、『返礼品(香典返し)』を用意しないケースも多くあります。
しかし遺族・親族は、故人のために参列してくれた方達を、接待する側の立場でもあります。
そのため、参列者の状況によっては、『食事』や『返礼品』を用意しておく必要があるのです。
なぜ火葬式が年々増えているのか?
本来、日本の葬儀で一般的だったのは、
通夜
葬儀、告別式
を2日間かけて行う『一般葬』が基本でした。
しかし、社会情勢や時代背景によって、葬儀の選択肢が広がり、残された遺族の考え方も変化しています。
現在考えられる理由は多数ありますが、その中でも代表的な理由は以下の3つでしょうか。
親戚、知人、近所付き合いの変化
喪主の高齢化
経済的な理由
火葬式増加の理由|親戚、知人、近所付き合いの変化
一つ目の理由として、人付き合いの変化が挙げられます。
昔のお葬式は、親戚や友人はもちろん、近所の人や町内会の人など、沢山の人達が集まり、またお葬式自体に関わっていました。
そのため、お葬式の前から沢山の人間が、故人の家に集まり、葬儀の手伝いを行うことが一般的でした。
しかし、近年では町内会自体が無くなり、近所の家の人との交流もほとんど取らなくなりました。
そして、親戚が一堂に会して実家に集まることも減り、友人など交流関係も狭まっています。
そのため昔のように、お葬式に沢山の人が集まることが減りました。
結果、葬儀を行わず、火葬のみを行う『火葬式』が増えてきたのだと言えるでしょう。
火葬式増加の理由|喪主の高齢化
今の日本は、超高齢化社会となっています。
医療が発達し、年々平均寿命が伸びています。
これにより、葬儀を取り仕切る喪主が、70~80代であることが、珍しくなくなりました。
一昔前までは、喪主は定年前の現役世代か、それに近い年齢でした。
そのため、葬儀の場に会社関係・職場関係の参列者が、数多く参列していました。
しかし現在では喪主が、現役世代を引退してから10年以上が経っています。
つまり、社会とのつながりが希薄になっているのです。
このことからも、大々的にお葬式を行わなくなり、シンプルな『火葬式』に注目が集まるようになったと言えます。
火葬式増加の理由|経済的な理由
最後に、経済的な理由から『火葬式』が増えたと言えるでしょう。
平均寿命が延び、超高齢化社会となった日本では、
長生きリスク
が、社会問題となっています。
老後の生活や医療費、介護施設などの介護費用。
仕事を引退し、その後の老後に掛かる費用が莫大な金額となります。
貯蓄や年金など、老後の生活を悠々自適に暮らせる方は良いでしょう。
しかし、年金を当てに考えていた家庭では、貯金を切り崩しながら、倹約した生活をしていかなくてはなりません。
もちろん、子供世帯にも協力してもらい、日々の生活を過ごすことにもなります。
つまり、『長生きリスク』によって、亡くなった後の葬儀よりも、生きている内の生活費が大きく負担になったのです。
そのため、ちゃんと葬儀を行いたい気持ちはあっても、費用面を考えた結果、『火葬式』を選ばざる得ないのです。
火葬式を葬儀費用だけで選ぶと後悔する可能性がある
最後に、『火葬式』の注意点を、一つ伝えておきましょう。
確かに、『火葬式』は葬儀費用が安くなります。
また生前の故人から、
葬儀はいらない
火葬だけにして欲しい
と、言われるケースも非常に増えています。
そこで、葬儀費用に重点を置き、『火葬式』を選ぶ方も多いのです。
しかし、葬儀費用だけ考えるのではなく、ちゃんと葬儀自体のことも考えて下さい。
『火葬式』は、基本的に火葬場でお別れをして、すぐに火葬をします。
そのため、物凄くシンプルで、少し物足りなく感じます。
また、姿として最後の対面、お別れですが、あまり時間を取れません。
葬儀は、2度とやり直すことができません。
そして、親族に相談もせず、喪主の判断で『火葬式』を行ってしまうと、後々で親族間トラブルの原因になる可能性があります。
『火葬式』を行う場合は、費用面だけでなく、
式の内容の見つめ直し
親族との相談
をしっかり考えた上で、判断するようにしましょう。
まとめ
今回は、年々増加傾向にあり、選択肢に『火葬式』を考えている人のために、『火葬式』の流れや葬儀費用など、『火葬式』の内容について紹介しました。
『火葬式』は、火葬のみを行うシンプルな葬儀形式です。
そのため、『通夜』『葬儀・告別式』は行いません。
近年の日本の情勢を鑑みれば、『火葬式』が増加傾向にあるのは理解できます。
しかし、葬儀費用が安いから『火葬式』という、安直な考え方は辞めましょう。
故人の考え方や人柄、交流関係、親族との相談、葬儀費用など、沢山の要素を考えながら、『火葬式』を選ぶかを決めるようにして下さい。
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葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
イメージと違った
これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
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