火葬が終わり、49日法要が過ぎると、位牌を『仏壇』に納めるのが一般的な仏式の考え方です。
先祖代々の位牌が納められているご家庭も、多いのではないでしょうか。
しかし、現在の住宅事情を考えると、家に『仏壇』を置くことが難しい方が多いはずです。
そこで、現在の住宅事情に合わせて支流になっているのが、コンパクトなミニ『仏壇』です。
このミニ『仏壇』は、コンパクトで置き場所に困らないだけではなく、お洒落でモダンなデザインも多く、インテリアとしても不自然ではありません。
そこでこの記事では、『仏壇』の購入に悩んでいる方に向けて、『仏壇』種類や価格、取扱店などについて紹介していきます。
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仏壇はおしゃれでコンパクトに|インテリアに合わせた安いモダンなデザインが支流の仏壇事情を徹底解説
『仏壇』は、一生で何度も買うものではありません。
そして、購入する価格も高額です。
また、『仏壇』は毎日のように接するため、慎重に選びたいものです。
しかし、購入する機会が少ないだけに、『仏壇』選びは何を基準にすれば良いのか分かりませんよね。
そこでまずは、『仏壇』選びのポイントから解説していきます。
仏壇選びのポイント
『仏壇』を選ぶにあたり、4つのポイントを考慮してイメージを沸かせて下さい。
仏壇の種類
置き場所
仏壇のサイズ
仏壇の金額
仏壇選びのポイント【1】仏壇の種類
まず、『仏壇』には大きく分けて5種類あります。
【1】金仏壇
【2】唐木仏壇
【3】現代仏壇(家具調、モダン)
【4】信徒壇
【5】手元供養
仏壇の種類【1】金仏壇(きんぶつだん)
全体に艶のある黒の漆塗りが施され、金箔が貼ってある『仏壇』を金仏壇と言います。
塗り仏壇とも呼ばれ、蒔絵を施した金仏壇もあります。
主に、浄土真宗の方が利用し、宗派によって内部構造が異なります。
仏壇の種類【2】唐木仏壇(からき)
『唐木仏壇』は、伝統型仏壇とも呼ばれ、家具調仏壇を含む場合もあります。
銘木と言われる木目の美しい木材(黒檀、紫檀など)が用いられている『仏壇』です。
家具の上に置ける小さなタイプから、床置きタイプまで幅広い形状があります。
仏壇の種類【3】現代仏壇(家具調、モダン)
『現代仏壇』は、現代の住宅事情に合わせ、インテリアにも馴染みやすいデザインが多くあります。
また、家具調仏壇、モダン仏壇とも呼ばれています。
リビングや洋室に合いやすく、
小さなタイプ
下台付き
ドレッサータイプ
壁掛けタイプ
など、豊富なサイズとデザインがあり、インテリア感覚で選びやすいのが魅力でしょう。
仏壇の種類【4】信徒壇(しんとだん)
神道(神社)の『仏壇』に相応していて、白木造りが見た目の大きな特徴です。
また、祖霊舎(それいしゃ)とも呼ばれています。
『神棚』は、日本古来の神々を祀るのに対して、『信徒壇』は祖先の霊を家の守護神として祀ります。
仏壇の種類【5】手元供養
『手元供養』は、近年新しい供養の形として、急速に広がっています。
主に、お墓を持たず、遺骨を粉骨して、その一部を自宅で安置する供養方法です。
ミニ骨壺や遺骨を入れられる位牌、ペンダントなどのアクセサリーといった多種多様な『手元供養』のアイテムがあります。
仏壇選びのポイント【2】置き場所
せっかく気に入った仏壇が見つかったとしても、設置する部屋の広さなどが合わなければ、意味がなくなってしまいます。
そこで、置き場所を考え、設置した時のイメージを沸かせましょう。
何処に置くか
和室か洋室か
床に置くか、家具などの上か
といった感じで、実際に仏壇を置いた時をイメージしながら、具体的な場所を考えてみましょう。
仏壇選びのポイント【3】仏壇のサイズ
『仏壇』を置く場所がイメージできたら、『仏壇』のサイズを考えましょう。
『仏壇』のサイズは、購入前に必ず確認する必要があります。
また、各仏壇ごとにサイズ表記が異なる場合もあり、設置場所の明確なスペースを図っておかないと、設置予定の場所に収まらない事もあるため注意しましょう。
仏壇選びのポイント【4】仏壇の金額
『仏壇』を選ぶ最後で最大のポイントが、『仏壇』の金額です。
正直、サイズやデザイン、材質などで大きく金額が変わるため、明確な相場をお伝えすることはできません。
そこで、現在の代表的な『仏壇』に絞って、おおよその金額相場を紹介していきます。
金仏壇の金額相場
唐木仏壇の金額相場
現代仏壇の金額相場
仏壇の金額相場|金仏壇の場合
まず、『金仏壇』の金額相場は、
100~150万円
と考えておくのが良いでしょう。
『金仏壇』は、材料や生産地、国産か中国をはじめとした海外製か、などで大きく金額が変わります。
また、『金仏壇』の特徴として、
木地
彫刻
漆
金箔
蒔絵(手描き、シール)
金具
組み立て
など、全て職人の分業制となっているため、『金仏壇』の金額は比較的高めです。
仏壇の金額相場|唐木仏壇の場合
次に、『唐木仏壇』の金額相場は、
70~100万円
と考えておくのが良いでしょう。
一応、目安となる金額を紹介はしましたが、安い物もあれば、高い物もあります。
材質
工法
によって、『唐木仏壇』の金額は大きく異なります。
特に『唐木仏壇』に使用される木材には種類が多く、
黒檀(こくたん)
紫檀(したん)
鉄刀木(たがやさん)
桐
欅(けやき)
槐(えんじゅ)
屋久杉
など、国産から海外産の木材まで、非常に多くの種類があり、選んだ木材次第で金額が大きく変わるので注意しましょう。
仏壇の金額相場|現代仏壇の場合
最後に、『現代仏壇』の金額相場は、
20~50万円
と考えておくのが良いでしょう。
『現代仏壇』やモダン仏壇は、小型で費用も手頃です。
また、現在の住宅事情も考えられ、居間やリビングに合うようなデザインも豊富にあります。
金額の目安を20万円~としましたが、安いものでは数万円から販売されています。
『金仏壇』や『唐木仏壇』に比べて、作りはシンプルですが、現在支流となっている仏壇のため、手ごろな価格の仏壇が多数あります。
仏壇を購入する際の価格の注意点
最後に、仏壇を購入する際の注意点を紹介しておきます。
それは、仏具セットの価格か、そうではないかです。
仏壇の中には仏具を収めます。
そして、仏具店によって異なりますが、この仏具が
セットの価格
別料金の価格
というように、価格表記が違います。
仏壇の大きさや宗派によっても、納まる仏具は変わるため、セット価格になっているケースが多くはなっています。
もちろん、仏壇に合わせた仏具を自由に選ぶのも良いことです。
その際は、仏具セット価格になっていないか、仏具店のスタッフに必ず確認しましょう。
まとめ
今回は、『仏壇』の購入に悩んでいる方に向けて、『仏壇』種類や価格、取扱店などについて紹介しました。
一生の内に、何度も購入することがほとんどない『仏壇』。
そのため、何を基準に選べば良いのか、ほとんどの方がわからないことでしょう。
まずは、『仏壇』に掛ける予算、設置場所やそれに応じたサイズを確認・検討して下さい。
そして、『仏壇』の種類を選び、その後仏具店などで購入すると、イメージとのズレが少なくなるはずです。
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