皆様は『檀家』ですか?
実は、ご自身が知らないだけで、
お寺にお墓がある
先祖代々引き継いでいる
などの理由で、『檀家』の方は思っているよりも多いものです。
そして現在の日本では、
墓守がいない
生活圏が別の場所になり地元が遠くなった
など、やも得ない理由で、『檀家』をやめようと考えている人が多いのも現状です。
ちなみに、『檀家』を抜けることを『離檀(りだん)』と言います。
では、『離檀』は簡単にできるのでしょうか?
また、『離檀』のメリット・デメリットは何なのでしょうか?
そこでこの記事では、『離檀』の内容やメリット・デメリットについて紹介していきます。
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檀家(だんか)をやめる注意点|離檀料トラブル、メリット・デメリットについて解説
昔から日本では、寺院との結びつきが強く、寺院に先祖代々のお墓を管理してもらっているケースが非常に多くなっています。
そして、寺院にお墓がある方は、皆さん『檀家』となっています。
しかし、核家族化が進む現在の日本において、
檀家
と言われても、いまいちピンとこない方が多いのではないでしょうか。
非常に簡単に説明するならば、
檀家 ⇨ 特定の寺院に所属し、寺院を経済的に支援する家
⇨ 特定の寺院に、仏事の全てを任せている家
というのが『檀家』です。
そして、『檀家』が所属する特定の寺院を、
菩提寺(ぼだいじ)
と言い、『檀家』に経済的支援をしてもらう代わりに、
法事、法要
お墓の管理
仏事に対する相談
など、仏事に関わる全ての事を行います。
なぜ檀家をやめることを考えている人が増えているのか?
『葬儀』や『法要』など、先祖を供養する仏事は、日常生活で接点が少なく、分からないことだらけで大変です。
その大変な仏事を、全て任せることができる『菩提寺』は、頼りになり安心感を与えてくれます。
しかし、『檀家』を抜けることを考えている人が増えているのも現状です。
では何故、『檀家』を抜けて『菩提寺』との縁を断ってしまうのでしょうか?
その理由としては、以下の3つが代表的でしょう。
転居し菩提寺が遠方に
引き継ぐ継承者がいない
経済的理由
檀家をやめる理由【1】転居し菩提寺が遠方に
独立し生活圏が変わった
転勤で引っ越し
など、仕事や生活と結び付きが強い内容ですが、
転居したことで菩提寺が遠方になる
ことで、『檀家』を抜ける方は多いものです。
確かに、遠方になると仏事を任せることも難しく、『菩提寺』との関係を維持していくことも困難になってしまいます。
檀家をやめる理由【2】引き継ぐ継承者がいない
子供がいない
子供が女性のみ
独立した子供が地元を離れている
など、少子化の日本では、家の後を引き継ぐ継承者がいないケースが増えています。
継承者がいないという事は、『檀家』として関係を保つことができないため、必然的に『離檀』せざるを得ない訳です。
檀家をやめる理由【3】経済的理由
御布施
寄付
など、『離檀』は『菩提寺』に経済的支援を行います。
しかし経済的な事情で、『菩提寺』を支援することが難しく、『離檀』を考える方もいるものです。
離檀するメリット・デメリットとは
『離檀』はよく考え、慎重に検討した上で判断するものです。
あくまでも参考ですが、『離檀』のメリット・デメリットを紹介するので、検討する上での参考にして下さい。
『離檀』のメリット
経済的な負担が減る
自分の希望通りの葬儀が行える
『離檀』のデメリット
仏事を任せる相手がいない
墓じまいしなくてはならない
離檀料の支払い
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
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C社 ⇨ 200万円
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離檀するメリットとは
経済的な負担が減る
自分の希望通りの葬儀が行える
以上が、『離檀』するメリットと言えるでしょう。
御布施、寄付など、『檀家』として『菩提寺』と付き合いを持つ以上、少なからず経済的な負担はあります。
その経済的な負担を軽減する意味では、『離檀』はメリットになるでしょう。
また近年では、葬儀形式が多様化しており、様々な方法で故人を見送るケースが増えています。
しかし『檀家』の場合、『菩提寺』の指示に従って葬儀を行わなくてはならず、必ずしも希望通りの葬儀形式が行えるかは分からないのです。
離檀するデメリットとは
仏事を任せる相手がいない
墓じまいしなくてはならない
離檀料の支払い
『離檀』することにより、仏事を任せる相手がいません。
確かに近年では、ネットで『住職紹介サービス』もあり、その場限りのお願いをすることは可能です。
しかし、供養の意味で考えた時に、信用できるかも分からない人に仏事を頼むよりも、代々家の仏事を任せた寺院に頼む方が、より良い供養が行えるのではないでしょうか。
また、『離檀』するにあたって、いくつかの費用が発生します。
墓じまい
離檀料
上記の2つが代表的です。
『墓じまい』とは、お墓を更地に戻し、寺院に土地を返すことを言います。
更地に戻すということは、
お墓の解体工事
石材の撤去
遺骨の移動
など、石材店など専門職でないと、何かと難しい作業内容のため、費用が発生するのです。
また、『檀家』を抜ける時には、今までお世話になったお礼として、
離檀料
を渡すことが一般的です。
『離檀料』の金額相場は、
10~30万円
が多くはなっていますが、寺院によって異なります。
100万円を超える高額な『離檀料』もあり、トラブルの原因にもなっています。
『離檀料』トラブルにならない様、まずは『菩提寺』とよく話し合いを行いましょう。
檀家をやめる際の注意点は
『離檀』の理由やメリット・デメリットは理解できたかと思います。
では最後に、『離檀』を考えている方に注意点を説明しておきます。
『離檀』というのは、
先祖代々続いた付き合いの終わり
を意味します。
そして、寺院と故人間ではなく、
寺院と家
との付き合いが終わるという事です。
そのため、後継ぎや『墓守』だからといって、一人で判断せず、
家族間、親族間
菩提寺
としっかり話し合いをして、双方納得の上で『離檀』の判断をしましょう。
そして、『菩提寺』との相談や『離檀』の伝達は、
直接出向いて挨拶
することがマナーです。
先祖代々お世話になった感謝の気持ちを忘れず、一方的な連絡だけで済ませることが無い様、最後まで円満な関係を築いて下さい。
まとめ
今回は、『離檀』の内容やメリット・デメリットについて紹介しました。
様々な理由で『檀家』を抜ける、つまり『離檀』を考えている方が増えています。
確かに、
葬儀
法要
といった仏事を、その場限りお願いできる『住職派遣サービス』も存在します。
しかし、先祖代々続く関係を途絶えさすことは、それ程簡単に判断してよいことではありません。
家族間、親族間
菩提寺
と、しっかり話し合い、双方納得の上で『離檀』の判断をするようにして下さい。
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葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
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これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
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